もう一つ、脇臭の原因があります。
脇汗はかいてないのに、脇のあたりが臭うかも?
着替えたばかりなのにもう臭ってる?!
そんな時、実際に脇を嗅いでみても、そこまで臭くありません。それでも通常より強烈な臭いがします・・・。
これは脇ではなく「衣類で発生している臭い」です。脇汗をあまりかいていないのに衣服が異様に臭うのは、洗濯で落としきれなかった雑菌が臭いを発生させているようです。
- 着替えた時、衣服はそんなに臭わなかった。
- 他の洗濯物は、着てもそこまでは臭わない。
- 汗もかいていないのに臭い始めた。
- いつもより強烈な臭いがする。
この臭いの原因は、衣類の素材にもよるみたいです。
どんなに通気性の良い服でも、脇汗は衣類に付着します。汗の成分が染み込んだ衣服でも、雑菌は汗を分解して臭いを発生させます。
汗の付いた服をすぐに洗濯せず放置すると、より一層雑菌が繁殖してしまいます。
これは、ヒートテックのような蒸れやすい化学繊維の衣服や、長く着た肌着などで起こりやすいです。冬や厚着をしている分、汗が衣類に染み込みやすいです。
このような「クサイ服」対策は3つあります。
- 臭いがつきにくい素材の服(綿100%等)や、蒸れにくい服を着る。
- 汗が染みたらすぐに着替えて、早めに洗濯をする。
- 臭う服は漂白剤、重曹などで除菌や殺菌をし、消臭効果の高い柔軟剤で仕上げるなど洗濯に一手間かける。
ただ、同じ綿100%の素材でも「この服、すぐに臭くなる」という服が幾つかあることに気が付きました。また古くなると、洗濯しても対処できなくなることもあります。
だいたいは上記のような洗濯方法で対処できますが、それでも臭いが取れにくくなってきたり、古くなった衣類は処分するしかありません。
特にヒートテックは同じものを2シーズン使えれば良いと思っています。冬、コートの中では意外と汗をかいています。ヒートテックは残念ながら蒸れやすく臭いやすい化学繊維の服です。長く使いたいと思ったら、脇にパットがついたインナー(半袖や袖なし、ショート丈のもの)をヒートテックの下に着たり、ゴワつきが気にならなければ紙タイプの汗脇パッドを使い、頻繁に取り替えるのも良いです。
洗っても臭いが取れない服の対策・洗濯方法→